ドライマウス 3

 今回はドライマウスに対する歯科医院の対応について

 

おいしそうなものを見たり、においを嗅いだり、そしてなにより噛むことにより

唾液はでてきます

 

ですから虫歯の治療をしたり、入れ歯を作ったりして、食べ物を咬める状態に

お口の中を整えていくこと

 

これがまず一番

 

原因がよくわからないし、除去出来ないぞというときは対症療法を

行うことになります

 

これには唾液分泌促進薬、人口唾液、うがい薬、口腔ケア用品などがあり

唾液分泌促進薬はシェーグレン症候群や放射線治療の場合に用いるため

ここでは割愛

 

ほとんどの場合、患者さんの症状に応じて保湿剤を配合した洗口液、ジェル、

スプレーなどを試してもらいます

 

わたしも試してみましたが、ドライマウスで無いためか何だかヌルヌルして

変なかんじ

 

しかし、入れ歯の患者さんに試してもらうと、舌の動きが滑らかになり”こりゃええぞ”

と概ね好評

 

いろいろなメーカーから多くの商品が出ているので使ってみる価値はあります

 

そして最後に唾液腺のマッサージ

 

約5分かけて口腔粘膜や唾液腺をマッサージします

 

唾液腺の障害によるドライマウスには根本的な治療法はまだありませんが

マッサージにより自覚症状の改善が数多く認められているようです

 

マッサージの方法は歯科医院でお尋ねください