白いばかりが能じゃない?

 ”白い歯っていいな~” のコマーシャル(古い?)のとおり白い歯はいいものです

 

一昔前までは白い歯は犬歯までくらいでしたが、最近では一番奥の歯まで白くしたい、

子供の乳歯のつめものも白くしたい、という要望も多くなりました

 

今回は白かぶせや、つめものの功罪について考えます

 

先ずは乳歯

 

虫歯になると、その部分を丁寧に取り除きつめるのですが、白くつめるか銀歯をいれるのが

一般的でしょう

 

白いプラスチックのつめものは、直接歯につめる場合と、型をとって白いつめものを

作る場合があります

 

小さい虫歯の場合は直接つめます

 

白くてきれいなのですが、直接つめるため見えないところまで完全につまっているか?

段差ができていないか?確認できないことが欠点

 

さらに子供は唾液が多いため、つめものの接着が不完全になってしまうことも

 

硬さも改良されてきましたが所詮プラスチック、硬い物を咬むと割れることもあり、気が付かなければ大きな虫歯を作ってしまう可能性があります

 

その点、型をとってつくる白いつめものは、見えないところもキチッと作ることが出来、

接着も安心

 

しかしあまり歯を削らずに作ると、薄くてすぐに割れたりするため、歯を大きく削る必要があり

歯の神経を傷つけてしまう危険性も

 

また小さいお子様はそもそも型をとることが出来ない場合もあります

 

当然のことですが、型をとることができないお子様は全て直接白く詰める処置になるため、

割れていないか、取れていないか、よく見てあげてください

 

次回につづきます